2007年12月28日金曜日

生命保険の加入チャネル(加入経路)

生命保険の加入チャネル調査を入手しました(生命保険文化センターで実施したものだそうです)。

平成18年度の「生命保険に関する全国実態調査」によると、ネットなどの通販による加入者数増加しているとのことです。

ネットなどの通販利用者は、以下のように増加を続けているそうです。
 平成12年度調査:3.3%
 平成15年度調査:5.7%
 平成18年度調査:9.1%

先行き不透明な経済状況や雇用状況が後押しており、保険契約をコスト重視で選ぶ傾向が見られることが大きな要因といえます。
さらに、手続きが簡単であることも1つの要因と考えられます。
保険の複雑な説明を時間を裂いて聞きたくない、そのため「手続き簡単」なものへ人が流れているということなのでしょう。

また、インターネットを通じて販売される生命保険商品は、第三分野商品のものに多いようです。
傷害保険・がん保険・医療保険等が中心で、ある一定のパターンによる販売で、対面によって販売される商品と比べて分かりやすいシンプルな保険がメインとなっています。

しかし、その契約のしやすさ故に、保険契約の内容を十分に理解せずに、誤った理解をしてしまったまま、本当に自分に必要なものとは異なる保険を契約するケースも多いそうです。
例えば、傷害保険と医療保険の違いを認識せずに契約していることがあるそうです。

手軽で簡単に契約できてしまいますが、しっかり理解した上で保険に加入するように心がけたいものです。
重要なのは保険の加入チャネル(加入経路)ではありません。
最低限以下のことはしっかり確認しておきたいですね。

・保障の期間はいつまで?
・1入院の支払限度日数は何日型か?
・何が保障され、何が保障されないのか?